【山記録】
日時・天候  2018年03月28日(水)/晴   
山名  入道ケ塚(899m)・池杉山(1074m)ナメラ山(1118.4m)・岩屋口山(1144m)
山域 台高
コース・タイム 辻堂橋東標高310m(08:05)~標高610m(09:00-10)~P740
(09:30)~標高800m(10:00)~入道ケ塚(10:15)~池杉山(11:00-40)~ナメラ山(11:58)~P1115(12:20)~岩屋口山(12:45-13:18)~P1115(13:35)~林道出会い(14:10)~青田発電所(15:05)
●総タイム 7時間00分(昼食等休憩90分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離11.4km /累積高低差+1113m -1110m
団体名/人数  関西ハイク7名  ナメラ山三角点

【軌跡・山旅25000図】

鳥瞰図

【標高・グラフ】

【足跡】
<山レポ>
 関西ハイク山友会の例会に参加した。
 リーダは、台高の山を知り尽くしたOさんである。
 新関西ハイキングの時代にも御一緒させてもらったことがあるが、経験豊富で体力が凄い。
 別名「山女」さんというハンドルネームにふさわしいかたである。
 今回も健脚コースである。
 団体登山だが、(高齢で劣化しているので)ゆっくり歩きで付いていくしかない。
 
 2012年11月、単独でトガ尾から池杉山~千秋峰」に登ったことがある。
 縦走路の見どころは、池杉山とP1115であった。
 今回は、辻堂橋から「入道ケ塚」を経て池杉山に登る。それ以降は、ほぼ同じルートである。
 辻堂橋(325m)から明神岳(1432m)まで(台高の肋骨ともいえる)長大尾根が伸びている。
 辻堂橋を渡った所の右端に登山口の標識があった。
 ネット検索したら辻堂橋から登っている人は3件見つけた。
 登山口に小さな標識がある山なのに何故か登る人は少数のようだ。
 登った人の記録を見て山のレベルの高さを感じた。
 おどさんのブログを見ると、(我々と歩いた軌跡とよく似ている)
 斜面は35度との記録あり。これは、中級クラス以上のハイレベルである。
 この当たりの地形は大崩壊していた。
 歩いた道は、崩壊地の淵を歩いたが岩や木は軟弱で捉まることができないので三点支持を確保するのに苦労した。雨や風が吹くと:現場の状況が更に悪化しそうな環境にさえ思えた。
 テープは、所々にあったような気がするが緊張し確認する余裕はなかった。
 入道ケ塚から岩屋口山までは、きついアップダウンも多少あるが危険なところはない。
 P1115からの下山路も初級程度の山道です。

【駐車地】
上、
県道569号、橋手前の広場に駐車する。
左、
満開近い桜の向うに二つの崩壊地が痛々しい後から分かったが、右の崩壊地を登る。三角の山は、入道ケ塚か
下、
ダム湖に咲く桜。

【登山口】
上、
辻堂橋渡ると右手に登山口の標識あり。

左、
我々は、踏み跡(作業道?)を辿り直進したが、2016年10月に登頂したシモさんは、標識のある直ぐ上から登ったものと思われるがーー?
 

【登山口検証】
左、
登山前、参考にした。  YAMAPシモさんの軌跡。
 コメントには、最初の入口がが分かりにくいと書かれていた。
左、
今回、私たちが歩いた軌跡。
 入口は上と同じようですが、我々は、踏み跡を道なりに進み川を渡り谷沿い登っていく。、 この先は、直登の急斜面でかなりきつい。谷筋で一部、崩壊地が見られた。

【谷筋の急登を行く】
 急登地は、三点支持で這い上がる。足場が悪く撮影カット。(団体では時間の余裕なし)
 左の場所は、尾根に出る手前で安定していた。

【標高610mで休憩】
上、
辻堂橋直ぐ上流の橋が見えてくる。標高差300mほどあるとは思えないが?

左、
標高610m付近に来ると緩くなり最初の休憩をとる。

【P740】
P740は、平地になったところに標識あり。

【岩場】
 この岩を超えると植林から自然林に変わる。

【入道ケ塚】
 入道ケ塚は樹林に覆われ展望利かず。
 山名札があるのみで雰囲気は良くない。

【標高950m付近の急登】
 ヒメシャラやブナの木に変わり明るい道は台高らしい。

【標高1000m付近のブナシメシャラ】

【池杉山】
 今日登った4山の中では、雰囲気や景観が一番素晴らしかった。
 高見山~赤倉山辺りの山脈が見えた。
 昼食を取り絶景を楽しむ。

【ナメラ山への尾根筋】
左、
正面にナメラ山を見ながら歩く。

【ナメラ山】
長く伸びた山頂の真ん中に三角点と標識がある。
北側は植林で暗い。南側は自然林で明るい。

下、
裸木の向うには、野江股の頭など台高の山脈が見える。

【P1115峰への道】
 正面に見える山が、P115峰。

【P1115峰】
上、
P1115峰。

左、
P1115峰から少し下ったところは絶景ポイント。

下、
絶景地。
三角錐の檜塚から国見山、赤ゾレ山、伊勢辻山へと見えてます。

【岩屋口山への美しい道】
上、
P1115峰から見た岩屋口山。

左、
岩屋口山への道。

【岩屋口山】
 岩屋口山山頂部は、ブナ林に覆われこんもたりし広い中央に山名札あり。

【P1115峰に戻り下山開始】
上、
尾根筋は植林の山で昼間でも暗い

左、
標高850m付近で谷をトラバースし右の尾根に乗り換える。テープは巻いてあるが降りすぎないよう注意。

【林道に出る】
上、
林道終点付近に下山する。
左、
この林道

【林道二股】
林道分岐。
 正面の道は、トガ尾へ。前回、この林道を歩いたがかなり荒れていた。途中で道を間違い別道を歩いたら林道終点で行き止まりとなった。

【道端に咲いていた花】

【駐車地の青田発電所に下山】

長瀬橋(右)を渡り、15時駐車地の青田発電所に戻る。