企画名 アルプス満喫ハイキング11日間山旅 企画  アルパインツァーサービス
日程
 
2005年7月08日〜7月13日(前半  出内空港 成田国際空港
2005年7月14日〜7月18日(後半  入国空港 成田国際空港
参加人数 17名。  添乗員 アルパインツァ-潟Aンドリュウーウェルズ

 日時  11日間の 行程  (赤色前半・黄色後半)  ホテル名
7月08日
 前泊
名古屋小牧空港16:05発ー成田着17:25着
成田エアポートレストハウスへ宿泊17:40着。
 
成田エアポートレストハウス(8日宿泊)

hotel schweizerhof(9日、10日宿泊)

hotel grimsel hospiz(11日宿泊)

hotel alpenruh(12日宿泊)

indner hotels(13日宿泊)左の別棟に宿泊

hotel monte rosa(14日、15日宿泊)

hotel prieure(16日、17日日宿泊)
7月09日
 
 ホテル7:40発
成田空港10:40発 スイス航空lx169号直行便にてチューリッヒ空港16:30着
専用バスにてサンモリッツのホテル21:20着。
hotel schweizerhof(シュヴアイツァーホフ)へ宿泊
7月10日
 
 ホテル9:00発
ベルリナ急行T等車に乗車し、イタリアのティラノ着11:30昼食後、列車に乗りアルブグリュムで下車15:10着。ラーゴピ゛アンコ沿いの道をオスビツオベルニナ(22
53m)までハイキングをした後、列車でサンモリッツに戻る。ホテル18:30着
hotel schweizerhof(シュヴアイツァーホフ)へ宿泊。
7月11日 ホテル8:50発
サンモリッツ駅9:25発氷河急行T等車にてアンデルマット14時着。氷河急行名物の食堂車で昼食。
アンデルマット14:15発、峠巡りのバスに乗りオーバーアール展望台(2338m)15:50着。展望台から一部の者はハイキングを行う。バスにてグリムゼル湖畔ホテル18:00着。
hotel grimsel hospiz(グリムゼル ホスピス)へ宿泊
 7月12日 ホテル13:45発
バスにてグリンデルワルトへ。登山電車でラウタプルンネンで乗り換えミューレン(1638m)のホテル着
hotel alpenruh(アルペンルー)へ宿泊。
 7月13日 7:40f発のロープウエィでシルトホルン展望台(2960m)へ山頂レストランで朝食後、ロープウエィ・バス・電車を乗り継ぎインターラーケン10:30着。トゥーン湖のランチクルーズを楽しみシュビーツ下船。列車でカンデルシュテークへ。14時ハイキング開始。
スンビュル〜山上のダウベン湖〜ゲンミ峠
峠からゴンドラにてロイカーバードのホテル18:00着。
lindner hotels(リンドナーホテルズ)へ宿泊
 7月14日 ホテル9:00発
バスとタクシでツエマルット着
ロープウエィでクラインマッタホルン展望台(3883m)へその後シュヴアルツゼー(2563m)下車しハイキング。スタッフフアルプスを経てフーリ(1864m)jまでトレッキング。ロープウエイでツェルマットへ戻る。
hotel monte rosa(ホテルモンテローザ)へ宿泊
7月15日   ホテル8:00発
登山電車でゴルナーグラード展望台(3090)へ
10:05ゴルナーグラード展望台からハイキング開始リッフェル湖〜リッフェルペルク(2582m)12:58発登山電車で13:30ツェルマットへ戻る。
午後から地下ケーブルとロープウエィでウンターロートホルン展望台(3603m)へ。展望台からスネガ(2288m)で下車しハイキングを行う。
スネガ3:15発〜ライゼ〜フィンデルン〜ツェルマットに戻る。
hotel monte rosa(ホテルモンテローザ)へ宿泊
7月16日   ホテル8:00発
列車でテイッシュへここから専用車でローヌ谷を抜け、フランスへ入る。シャモニ着
午後シャモニ郊外のプラへハイキングに向かう。
ロープウエィでフレージェル展望台(1877m)へ山上の湖ラックブラン(2352m)を往復   登山電車下車しシャモニまでハイキング。ホテル着

hotel prieure(ホテルプリウレ)へ宿泊
7月17日   ホテル8:00発
ロープウェイでエギーユ・デュ・ミディ展望台(3842m)へ更にロープウェイでイタリァ側のエルプロネル展望台(
3462m)往復する。往路途中駅のプラン・ドゥ・レギーュ(2310m)からハイキング開始。モンタンベール展望台(
1913m)へ、  駅から登山電車でシャモニへ戻る。
ホテル着
hotel prieure(ホテルプリウレ)へ宿泊
7月18日   ホテル8:00発
ジュネーブ着
ジュネーブ発
チューリッヒ着
チューリッヒ発
7月19日   成田空港着

 旅のはじめに 
 アルプス三大北壁(アイガー・マッターホルン・グランドジョラス)。
 その容姿は精悍な三角錐で知られ世界の名峰である。山を登るものなら一度はこの名前を聞いたと思う。  ここは岩と氷の壁で、世界の著名なクライマー達が登頂を目指す。
 北壁は、テレビや映画の世界で夢の話と自分は思っていた。
 それも時代が変わり今、「三大北壁展望トレッキングとして現実のものとなった。これを企画したのがアルパインツァー鰍ナある。もし、観光目的なら参加しなかっただろう。
 麓をトレツキングして北壁の空気を少しでも嗅ぎたかったのと、野生のエーデイルワイスをこの目で確かめたかったので、このツァーに参加した。
 名古屋や東京近辺からは、当日(9日)乗り継ぎをしながらでも成田空港集合時間(午前8時40分)に間に合うのだが、当地(伊勢)からは前泊しなければ間に合わないので、前日(8日)16時05分名古屋空港から全日空NH3024便で成田に向かう。
 空港に到着後、ホテル専用バスで宿泊先の成田エアポートレストハウスで前泊。夕食はマグロ丼を食べ明日の旅立ちに備える。

7月09日 晴   1日目→成田発/チュリッヒ着/発サンモリッツ着
 集合地は
成田空港H33番カウンタ     
 午前7時ホテル専用バスでエアポートレストハウスを出て成田空港に向かう。
 10分程で空港ロビー内に到着。集合地の3階第2ターミナルビルに上がり7時30分南出発口のH33番カウンタに到着。既に多くの人で混雑している。時間がまだ早いので関係者は来ていないようだ。カウンターにはアルパインツァの掲示は出ていない。どうやら自分達がトップらしい。暫くカウンター前で待っているとアルパインツァの標章を見て流暢な日本語でツァリーダのアンドリュウが我々に声をかけてきた。

 アンドリュウの荷物は大型のスポーツバックと数個の手さげバックを積んで手押し車に乗せている。スーツケースは持っていない。(トレッキングの旅はスーツケースより大型スポーツバックのほうが便利なようだ。)間もなく「ジャパンアシスタンス」のスタツフもアルバインの小旗を持って駆けつける。
 参加者も名古屋空港から来た5人を最後に18人全員が揃う。スタツフから説ー明を受けた後、手荷物検査や出国手続きを済ませ搭乗ロビに向かう。

 ●成田空港からスイス航空機でチュリッヒへそこからサンモリッツへ移動。
 スイス航空機LX169便は、定員286人満席の盛況である。
 シーズンを迎えたスイス旅行は人気が高い10時40分に出発する。団体の夫婦連れの席は一番後ろの窓際の二人席である。すぐにワイン・ジュース・コーラ等飲み物が配られる。好きなものを注文した後、軽食が出る。

 機内誌の航空路線地図で確かめると黄海〜北京〜モスクワ〜ワルシャワ〜ニュールンペルク〜チュリッヒという経路と日本海〜新潟〜ナホトカ〜モンゴール〜ロシア〜ワルシャワからチュリッヒを飛ぶ二本のコースがあるが、今回は後者のようだ。どのコースを飛ぶにしろ12時間の空旅はつらい。

 狭い座席に縛り付けられているのですぐに疲れてしまう。手足も自由に伸ばせないので飛行機症候群になってしまう。食事と食事の間は酒を飲んで居眠りしているのが最も賢い過ごし方のようだが、酒の飲めない私は、辛抱するしかないだろうと思っていたが、2年前とは様子が違っていた。座席の後に液晶テレビが配置されケ゜ーム・ピテ゜オ・映画等が見られしかも個人が好きなものを選択できのである。フライトマップもこのテレビ映し出され瞬時に現在地や目的地までの距離や飛行機からカメラで取った前方や下が写し出されるので操縦席にでもいるような感じで退屈しなかった。往は時速750km〜800Kmで帰りは900Km前後のスピードで飛んでいた。 飛行機に乗るのが飽きた頃16時30分チュリッヒに着く。ヨーロッパは夏時間のため、まだまだ日が高いので明るい。スイスの入国手続きは、入管も税関もフリーパスに近い。日本人の信用が高いのは有り難いが、パスポートに入国スタンプを捺されないことは淋しい。(妻は横道から入りどうやら入国スタンプを捺して貰ったようだ)税関を出ると現地事務所のスタツフの女性が迎えに来てくれていた。
 
 
サンモリッツまで4時間の旅であるが、チュリッヒ市内は車が多く渋滞しノロノロ運転である。高速道路に出ると片道3車線のハイウェイを150キロ近いスピードで走っている。ドイツ車が多いが、日本車も見受ける。バスもフルスピードで走っているがどんどん追い越していく制限速度はないようだ。
 一般道で山間の集落を抜けていく 地図を見ていたら前に来たダヴォスもすぐ近くにあることに気付く。山道になるとガスっていて何も見えない。
 マロヤ峠まで来ると下ったところがサンモリッツであるが、晴れていれば景色が良いので一服するのだが、曇っていて何も見えないので素通りする。7時過ぎまだまだ明るいサンモリッツのホテルに着いた。

7月10日 曇り  2日目→サンモリツ発/イタリァティラノ着/発アルブグリュム着/発サンモリッツ着 
<概要>   サンモリッツからベルニナ急行1等車でイタリアのテイラノへ行き、昼食をとる。
 その後、再び列車でアルブクリユムで下車しオスビッツオ^ルニナまでハイキングしたあと、列車でサンモリッツへ戻る

ベルニナ急行1等車でイタリアのテイラノへ

 ベルニナ急行1等車。
 天気は曇りで山は見えなかったが、車窓から眺める風景は巣晴らしい。
 線路がループになった所で写真を撮りたかったが、シャッターチヤンスを逸しました

 車窓からの風景
ベルニナ急行1等車内から写した風景です。
 大きな窓を自由に上げ下ろしが出来るので、写真を撮るのにとても便利です

 イタリア・テイラノ駅で途中下車し昼食をとる。
イタリアのテイラノ駅付近。
ここで昼食。
 陽気なイタリアの店員からピザ を食べるよう進められる。支払いは、(ユーロ持金なく)スイスフランで支払う。(左の角から3軒目がピザ屋です。

 イタリア・テイラノ駅で途中下車し昼食をとる。
左、アルブクリュム駅。
 ラービアン湖へハイキングをした後、列車でサンモリッツへ戻る。

 ラービアン湖
氷河から流れ込む水で白く濁った独特の雰囲気のする湖です。
 この湖を眺めながらオスビッツォベルリナ(2253)へのハイキングをしました

 バリュ氷河
氷河落口
 バリュ氷河が湖へ落ちる壮大な谷間が見えた。当日の天候は曇りでしたが一時パラパラと雨も降ったので一段と花が瑞々しく美しい。

何処へ行っても日本人観光客が大勢いてうんざりしたが、ここは日本人の姿はほとんど見られず静かな楽しいトレッキングができました

 シュヴアイツァーホフホテル
ュヴアイツァーホフホテル夕食の光景です。
民族衣装をした老夫婦が、アコディオンを惹きながら古い民謡?を聞かせて貰いました。もちろんエーデルワイスも

7月11日曇り  3日目→サンモリツ発/アンデルマット着/発オーバーアール展望台/グリムゼル湖畔ホテル着
 <概要>  サンモリッツから、世界的に人気の高い山岳展望列車「氷河特急1等車」に乗りアンデルマットまで5時間の移動です。
 アンデルマットからは、バスで古くから通商ルートの道で、アルプスの分水嶺として知られるフルカ峠(2431m)、グリムゼル峠(2165m)を超えて行きます。
 二車線の快適な山道で高度を上げて行くにつれ白い山並・氷河・谷底まで見える切り立った渓谷が連続し、そのど迫力の眺望に圧倒された。

 アンデルマットまで5時間氷河特急に乗る
上、サンモリツツ駅ホームに着いた山岳展望列車「氷河特急T等車、歴史の重みを感じます右は先頭車です。下、氷河特急名物の食堂車です。細長い外米にのつこつしました。相棒は残さずきれいに食べたようです。

 氷河特急からの展望

車窓から展開する風景は、雪山、スキー場、牛の放牧、小さな村等次から次へと変化しながら列車は上がったり下がったり急カーブありと変化に飛んでいるので、子どものように窓から首を出して眺めてい

 アンデルマット駅は、観光客もいない静かな町

 車窓から展開する風景は、雪山、スキー場、牛の放牧、小さな村等次から次へと変化しながら列車は上がったり下がったり急カーブありと変化に飛んでいるので、子どものように窓から首を出して眺めていた。

 ここはアンデルマット手前の駅です。5時間もあっという間に過ぎていま した。世界の名鉄道の旅は、楽しいの一言です

 通商ルート。(深い渓谷を眺めながらフルカ峠へ)
この通商ルートは、アルプス大渓谷に付けられている。バスは次第に高度を上げて行くが谷底まで見えるので眺めが良過ぎて怖いくらいだ。

フルカ峠

アルプスの分水嶺フルカ(2431m)峠です。
氷河が近くにあるので寒い寒い。氷河の近くまで行くには左のホテルの中を通って行きますが有料です。

 ローヌ氷河

左、ローヌ氷河を渡って氷の洞窟を見に行きました。中央付近が入口です。
右、ローヌ氷河の先端

氷の洞窟内は大人が2人は楽に通れるほど大きな空間で、上の穴から入り下の穴に抜けてきます距離は400m位です。中に入ると蛍光灯が幻想的な色彩を帯び、一番奥には氷を彫った動物像がありました。

 オーバアール展望台ハイク
オーバーアール展望台(2338m)は、雨とガスで何も見えない。
 一部の人を除いてグリムゼル湖近くまでトレッキングです。
高山の小さ花が一杯斜面に咲いていました。このアルプスの奥深い分水嶺をトレッキングをする人は少ないようです。私たちは誰にも会いませんでした。

 グリムゼル湖とホテル
グリムゼル湖近くまで来ると今晩泊まるホテルが中央に見えてきした。凄い崖っぷちにホテルが建っています。

 良くも道路が付けられたものと感心するばかりです。
 日本なら採算が取れないので絶対こんな所に道路は造らないです。
上の写真とほぼ同じ所から撮りました。ガスが出たり消えたりあいにくの天候でした。トレッキングに参加した皆様13人とガイドのアンドリュウです

7月12日曇り  4日目→グリムゼル ホスピス発/グリンデルワルト着/発ミューレン
 <概要>



 <計画変更>
 ホテルグリムゼルの悲しい出来事でホテルを午後13時45分出発となる。
 従って、ベルナーオーバーランド三山(アイガー・メンヒ・ユングラヨッホ)を見るクライネシャイデック(2061m)へのハイキングは中止となる。
 従ってグリンデルワルトからミューレンへ行くことに変更した。13時45分ホテルを専用車でグリンデルワルトに向かって出発した。 アイガー北壁は、ミューレンで見える事を楽しみにしょう。

 ホテルグリムゼルでの悲しい出来事
 早朝、5時過ぎグリムゼル湖の鋭い崖っぷちに建つホテルグリムゼル ホスピスは騒然とした。
 K県からご夫妻で来たHさんの容態が急変し対応に追われていたのである。
 8時頃と思うがツァリーダーのアンドリュウから「懸命な心臓マッサージのかいもなく急死した」との報告がある。昨夜まで共に行動し、元気にされていたH氏なので信じられない事態に皆が愕然とする。警察や医者が来るまで動かせないのでホテル内で待機する。
 午前中に警察の検死等を終えたので、室内で奥様と対面する。奥様から「ご迷惑をかけてすみません。このまま旅行を続けて欲しいと」しっかりとした口調で話された。
 お昼前にアルパインの駐在員も駆けつけ奥様と遺体が車で下山した。
 それにしても、このホテル、夜は誰もいないとのこと。ツァー仲間に元看護婦さんがいたとはいえ「人口呼吸・心臓マッサージ」関係者への連絡等最善の対応した外国人ガイド(アンドリュウ)で良かったと私は思った。もし、日本人ガイドだったらどうだろう。正直不安に思うのは自分だけだろうか。

 グリムゼルからミューレンまで何度も電車に乗り換える。

グリムゼルホスピスのダム湖。
左、スイスは80%が水力発電で賄っているとのこと。グリムゼルホスピスホテルの壁はこの大型のダム湖となっている。

右、ホテルの横にあるのは教会

バスで峠を越える。
 
小雨が降っていて残念ながら展望は見えませんでした。
 GRUND駅でバスから電車に乗り換える。

GRUND駅。何度か電車に乗り換えグリンデルワルトへ

数回登山電車乗り換えグリンデルワルトへ

 乗換え途中で見た景観


 グリンデルワルトからミュヘンへ

グリンデルワルト。
 ミューレンへ行くには、ここからケーブル電車に乗り更に下の電車に乗り換える

 ミューレン駅
駅を出たら小雨が降っていましたが、ホテルに着いたら晴れてきました

 ミュヘン

ューレンでの夕食は アルペンルーホテルの外でスイス名物チーズホンデュー・オイルホンデューを食べました。天気の良い日はここから夕陽に映えるアイガーの壁が見えるとのことです。水がコップ一杯400円。水は豊富にあるのに何でこんなに高いのでしょう。

ミュヘン

 アイガー北壁
レストランから念願のアイガー北壁が一瞬見えたので夢中でシャッターを切りました。数秒あっという間に雲が出て見えなくなりました。

7月13日晴  5日目→ホテル発/シルトホルン展望台(2960m)/インターラーケン/シュピーツ/カンデルシュテーク/スンビュール/ダウベン湖/ゲンミ峠/ロイカバード(1402m)
 <概要>  ロープウエイでシルトホルン展望台(2960m)を往復。
 山頂のレストランで朝食後,列車でインターラーケンへ。
 ここから船に乗りシュピーツまでトゥーン湖ランチクルーズ。下船後、列車で山間の町カンデルシュテークへここからアルブス超えの歴史的な道スンビュール〜ダウベン湖〜ゲンミ峠をハイキングをする。ケンミ峠(2322m)からゴンドラでロイカバード(1402m)へロイカバードのホテルに宿泊する。

シルトホルン展望台へはゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ
 ルトホルン展望台(2960)へ行くには上のゴンドラとロープウエイに乗り継いでいく。

 乗換駅の通路には、今から約30年前今井道子さんら日本○○隊が三大北壁初登頂成功した時に使用した山道具類が展示されていた。

シルトホルン展望台。(映画007女王陛下のロケ舞台)
 007の映画で女王陛下の舞台となった山頂にある回転レストランで朝食をとる。
 上の回転食堂は中央の柱を境に上の段と下の段に別れ反対側の方向に360度回転する気温0℃外はガスで残念ながら視界が利かず、゜007の映画と同じ画面は見られなかった。

トーウン湖へ
列車に乗り換えインターラーケンへ向かう。
左、インターラーケン駅前

 トーウン湖ランチクルーズへ

港に船が入ってきたので乗船する。
美しいトウーン湖の景観にしばし見とれる。間もなく「モウカリマッカ」「ボチボチでんなと大阪弁の達者で陽気なウエイターによってランチが運ばれてきた。

トウーン湖シュビーツの町

トウーン湖クルーズ発着地と右シュビーツの町です。

シュビーツの町の公園は美しいトウーン湖が一望できます。ベンチで本を読んだり、公園で静かに過ごす人を見受けました

歴史的なゲンミ峠越えハイキングはお花が咲いていた
スンビユールから、明るい草原に入る。ここから山上のダウベンを湖を通り、ゲンミ峠への約3時間のハイキングです。スイスらしい草原は実に広々とし気持ちが良い。道端から山裾までお花が満開に咲いていた。
長い時間歩いたが反対側からアルパインの一行とすれ違っただけで、誰にも会わずなんと静かな草原だ。

シュバレンバッハ小屋

 草原はお花畑で一杯です。ここに寝転び休憩とは、本当にぜいたくですが極楽です。歩いても歩いてもお花なので、踏みつけないと歩けないのでご勘弁をーーーシュバレンバッハ小屋が見える。

 シュバレンバッハ小屋過ぎた辺りからゴツゴツした岩が現れ岩山を登り始めます。岩山といっても道は幅広く歩きやすい、乳母車でも押して行けます。これを上って行くとダウベン湖に出る。

 ダウベン湖
ダウベン湖
 氷河が溶解して出来た大きな湖でカメラで全体捉えるのは難しい雄大な湖のほとりは、標高2300m位冷たい風が吹き寒い寒い。

氷河の削り跡

左、氷河の削り跡。
 ダウベン湖に出来た中央部のギザギザは氷河が後退した時に出来た削り跡。
右、岩のゴロゴロした道を曲がるとケンミ峠。

ゲンミ峠から見た氷河 
峠からダウベン湖の先にある雪の嶺がみえた氷河だ

 ゲンミ峠から見たロイカーパートの町並み
ゲンミ峠から下を見るとロイカーパートの町並みが箱庭のように美しい。ゲンミ峠(2322m)ロイカーパート(1402m)標高差は、920mです。
頂上はゴンドラの山上駅がありここから360度の大パノラマが広がるが気温が低いので寒い寒い

ゲンミ峠からロープウエイで山上へ

左、山上駅の前は切りたった谷でその向うに見えた山。
右、山上駅にあった標高プレイト

左、山上ロープウエイ。ロイーカバイトへ降りる途中から撮る
右、こんな崖っぷちに鉄塔が建っていました。

ロイカバート駅

 ロイカバートの古家

 ロイカーバートの駅からホテルに向かう途中にあった昔の家が保存してある所を通りました。高い基礎石と角材で組みたて窓は小さく豪雪に耐える頑丈な家だ。下ねずみ返しの小屋です。

 ロイカバートのホテルに着く

18時、ようやくリンドナーホテルズに着きました。

ゲンミ峠への道。草原に咲いていた花
 
 
 
 
 

 ツァーリーダ・アンドリューウエルズはこんな人
アンドリューウエルズ(ツァーリーダー)は、ニュージランド人だが、母国語の英語、ドイツ語、日本語のほかフランス語を少々話せるようだ。それにしても日本語は違和感なく話せ、難しい漢字も読めるので、本人に聞いてみた。
 ツアーガイドになる前、日本に3年いたそうだ。2年間は英語指導助手として中学校の教壇にたち日本語も勉強したとのこと、
 ええ!!この話を聞いて親近感を覚えた。
 何故なら私自身が外国語指導助手受入れの仕事をしていたからである。日本の風習を彼らに手振り身振りで教えたことが懐かしい。
 税金の関係で2年間しか勤められないが、彼らのお陰で生の英会話が出来る子どもたちが増えたのも嬉しいことだ。
 アンドリューの恋人は、伊勢の近く松阪香良洲にいると云っていた。
 アンドリューは、夏の間は日本に来て、冬はニュージランドでガイドの会社を経営しているようだ。
 以前はルートバントラックのガイドをしていたので、私たちが訪れた時のガイドの名前を言ったら同じ会社の仲間と言っていた。
 有名なリゾート地には日本人の観光客が大勢いた。観光ポイントに来た時のアンドリュウのガイドは、集合時間と場所を決め、後は自由散策ということになる。こちらから聞けば教えて呉れるが余り細かい説明はしない。
 事前にアルバインから貰った資料(ポイント地図等)を見れば分かるので自由を大事にしていると思われる。日本人ガイドはどうだ。農協団体旅行ご一行様である。電車に載っている時から次から次へと指示をしている。これではガイドも疲れるよなぁご苦労さまです。
 野生のエーデルワイスを探すのは、至難の業だ。
 以前、ダボスへ来た時も見つけられなかった。今や幻の花か。ゴルナーグラード展望台から先は、エーデルワイスを探すトレッキングだ。アンドリューは何処かで情報を得てポイントとなる地点を指示したら2箇所で見つけることが出来た。始めて見た野生のエーデルワイスは、植栽したものより小さかったので、豪華さはなかったがそれでも長年探していた花に会え嬉しかった。

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