目次 | ★カバルニー大圏谷 | ②ピニューマール峰、ピック・デュ・ミデイドッソオ | ③オルデサ渓谷、バルセロナ |
日時 | 平成24年6月2~10日(9日間) | 企画 | アルパインツアーサービス㈱ | |
2日 | 津港(発07:00) 中部空港(発10:10) フランクフルト(着15:30発17:10) ミュンヘン(着18:05発19:15着) トゥールーズ(着21:00) ●宿舎ーコートヤード マリオット エァポート |
2日宿舎ーマリオットエァポート 3日宿舎ーガバルニーマルポーレ 4日・5日宿舎ーコトゥルバルネオ・アラデイン 6日・7日宿舎ーエーデルワイス・ホテル |
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3日 | トゥールーズ(発 :00) 午前、ルルドへ。キリスト教の聖地見学。 午後トゥルモース圏谷展。 その後ガバルニーのホテルへ ●宿舎ーmarbore(カルバニーマルポーレ) |
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4日 | 午前、ガバルニー大圏谷ハイキング 午後、コトゥルへ。 ●宿舎ーBalneo Aladin(コトゥルバルネオ・アラディン) |
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5日 |
午前コトゥル滞在 ピレネー国立公園内のポン・デスパーニュ(1466m)ハイキング。 名峰ピニュマール峰(3298m)北壁を映すコ゜ーブ湖(1725m)へ更に沢沿いの道を登り、ピニュマール北壁を望む展望地を往復。 ●宿舎ーBalneo Aladin(コトゥルバルネオ・アラディン) |
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6日 | コトゥル(発) 午前ビオーサルティギュエ湖(1415m)へ 独立岩峰ピック・デュ・ミディ・ドッソオ(2844m)の展望が良い高原ハイキング。 その後、国境を越えてスペインのトルラへ ●宿舎ーEdelweiss Hotel(エーデルワイス・ホテル) |
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7日 | トルラ滞在。 世界遺産のオルデサ渓谷をハイキング。 ●宿舎ーEdelweiss Hotel(エーデルワイス・ホテル) |
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8日 | トルラ(発 ) バルセロナ(着 ) 市内観光ーー世界遺産サグラダ・ファミリァ、グエル公園、フラメンコショなど ●宿舎ーAbba Garrden Hotel(アバガーデンホテル) |
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9日 10日 |
バルセロナ(発10:30) フランクフルト(着12:50発14:15) 名古屋(着8:40) 自宅着11:00 |
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8日宿舎ーアバガーデンホテル |
●はじめに |
アルパイン㈱海外編パンフから一般向き「花の宝庫ピレネーの山旅9日間」という企画があった。そのパンフを見て妻が参加することを決めたので同行することにした。 自分だけなら多分ピレネーの山を越えて行く本格的な登山に挑戦したと思う。 だが、ポレポレのお蔭で大量の写真が撮れ大満足です。お目当ての花もじっくり観察ができ写真も撮れました。 今まで参加したヨーロッパ、ニュージランド、アラスカなどの旅立ちは、成田国際空港だった。今回の出国は、中部国際空港である。 前泊することもないので楽々の旅立ちである。 参加者は9名。内訳は、夫婦3組女性3である。 出発日の朝、中部国際空港に向かう津エアポートラインに乗船したら津市のTさんご夫婦と乗り合わすことになった。まさか、三重の人がいるとは思いもよらず親近感がわいた 集合場所の25番カウンターへ午前8時には全員がそろう。 若い人は、いない。 ツァリーダの志村さんが一番若い。自分から見れば娘のような年頃だ。 さて、飛行機は中部国際空港を予定の1時間遅れで飛び立つ。 ドイツのフランクフルトまで12時間、乗り継いでミュンヘン空港まで2時間、更に乗り継いでフランスのトゥルズまで1時間余。合計15時間ほどの飛行時間だった。 長時間飛行で胃腸のの調子がすっかり狂いフランスのトゥルズから4日間便が出ず苦しんだ。 仲間に下剤をもらい何とか回復したが、胃腸の調子はズット悪かった。 帰国したら風邪ひきで数日間寝込んでしまった。 過去に経験しなかった体調不良で苦い旅を味わった。 今、ホームページを作成していますがメモした記録と大量の写真(2人で2200枚ほど撮った)を整合するのに苦労してます。 旅で得た見識もいい加減なものでネット検索をし記録を確認していますが、ピレネーの情報は余りにも少なく心細いです。 個人でピレネーへ行くには、三カ国語(フランス語・スペイン語・英語)を話せないと行けないところです。 また、交通の便も最悪である。 トゥールーズからガバルニーへ行くにはタクシーを使わないとダメらしい。ましてや国境を超えスペインへ行くとなるとどうしてええやらーーアルパインじやないと無理だよね。 そのようなことで、一回の山行きでホームページへ載せるのは正直怖いです。 間違い等については、ぜひご教示ください。 メールアドレス shu01@amigo2.ne.jp |
6月02日(月)晴 | 1日目→名古屋発、フランクフルト着/発、ミュンヘン着/発、トゥルーズ着 |
●中部国際空港からフランクフルト空港へ | |
予定より1時間遅れ11時10分中部国際空港を離陸。 ドイツと日本の時差は7時間あり。 |
●4時25分フランクフルト空港着。 | |
右上、国際線から国内線へ乗り継ぎミュヘンへ。 右上、ミュヘン空港(71番ケート・19時15分発)からフランスの トゥールーズヘ 向かう。 左、トウルーズ上空近くにきました。 |
●ツァリーダ紹介 | |
アルパインツアー㈱名古屋店に勤務する志村さん。 中部国際空港出発から帰国までお世話になりました。 通訳など彼女のお蔭で楽しい山旅ができました。初日を除くと晴天が続く「ハレメガミサマ」でした。 山旅の注目は、何といってもピレネー「世界遺産のガバルニー大圏谷」。 天気が良くてもガスがかかったりして見られないのが普通なのにフランス側とスペイン側から双からも見られたのは何とラッキーなこと。 その他、名峰ピニュマール北壁ハイク、独立岩峰ピック・デュ・ミディ・ドッソオ(2844m)の展望ハイクも快晴でした。 「ハレメガミサマ」のお蔭で何と贅沢な山旅ができました。 生涯の良き思い出になりました。thankyou |
●ビレネー山旅の日程図 | |
6月03日(月)晴 | 2日目→キリスト教の聖地ルルド/ 世界遺産のトゥルモース圏谷 |
●ルルドへ向かう途中歴史のある町トウ-ルーズに立ち寄る | |
2日朝8時コートヤード・マリオット・エァポートホテルを出発。 ルルドへ行く途中トゥルーズの町中ををツァリーダの案内で散策した。中心地にある教会とお城を見る。 トゥールーズは古い歴史のある町。建物は当時の原型を留めている。敵の侵入を防ぐためか、町の造りは独特である。 |
●世界遺産のサン・セルナン大聖堂。 | |
教会の起源は三世紀。 現在の建物は、11~13世紀にかけて建造された。 スペインへサンチァゴ・デ・コンポステーラ への巡礼路となっている |
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●トウルーズの王宮跡 | |
現在は、市の庁舎。 当時、君臨した城主の銅像が中庭の入口にある。 |
●ルルド | |
ここは、キリスト教カトリックの聖地。凄い人でごったがえしていた。 町は、聖母マリアやベルナデットをあしらった(仏具関連)の品物が沢山見受けた。哀れを乞う貧しい人もいた。 川のほとりのレストランで昼食。小雨が降っていたが、大聖堂へ行くときは晴れてきた。 |
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●ルルド大聖堂 | |
世界で三番目に大きな聖堂である。 地下には、聖母マリアが出現した洞窟あり。洞窟の中には、白いドレスに白いベールをまとい、青いベルトと黄色のバラの花を身につけた聖母マリア像がある。 洞窟の周辺は、 車椅子やストレッチャーに乗せられた人の行列が延々と続く。この人たちは、洞窟まで優先的に近くに行くことができるときく。 車椅子を押している人は、タスキを巻いてボランティアで参加しているとのこと。子供から大人まで凄い人数である。宗教ならではないとこんなに多くの協力者はいないだろう。 椅子に座っている障害者の皆さんは、奇跡の水を飲んで健全な体になることを願っているのだろう。この厳粛な光景を見て胸が張り裂けそうな思いになった。 五体満足に自分を生んでくれた父母に改めて感謝の気持ちにさせられた。 突然、日本人の老婆から声をかけられた。関西から来てここに二週間滞在していると聞いた。 この人も聖母マリア様に毎日お祈りを捧げていると言っていた。自分のことなのか、家族のなのか尋ねることはできなかった。 |
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大聖堂の中に入ると椅子に座り静かに祈りを捧げている人がいました。 正面に飾られている像は、聖母マリア様でしょうか 私も、両手を合わせてお祈りをしました。 ステンドグラスの窓とドーム状の高い天井を見上げると、心が引き締まる。苦しみも悲しみも慰められるような気がする。生きている幸せを感じた。 聖堂の中を撮影しても良いと聞く。 だか、フラッュはダメとなのでISO感度を最高にして撮影しました。 |
●洞窟とルルドの泉。 | |
聖母マリアさまがご出現された洞窟。マリア様像(右上のところ)の左下に泉が脇でていて、この水を飲むと病気が治るという説明を聞く。沢山の人がお祈りのため洞窟の前で列を造って並んでいた。近くの広場に泉から引いた水道の蛇口が数本並んでいた。私たちもこの水を飲んでご利益を授かることを願った。 | |
青い覆いしたストレッチャーに乗せられた人。 車椅子を自分で動かしている人の行列が延々と続く。 左のストレッチャーを押しているボランテイァの団体さんは、揃いの赤いテイシャツを着ていました。 |
●ナポレオン橋 | |
ルルトから専用でトゥルモーズへ行く途中にナポレオン橋があります。ナポレオン三世のお妃が寄付した?ことから名前がついたとか。 ナポレオン橋の袂に明日から3日間ガバルニー大圏谷などガイドをして貰うフイリップさんの経営する店に立ち寄る。本人が車にやってきて明日からよろしくとの挨拶にきた。 |
●トゥルモーズ圏谷。 | |
山頂は曇り。ガスで見もえず。 |
06月04日(火)晴 | 3日目→ガバルニー大圏谷ハイキング |
4日5日6日と3日間ハイキングのガイ゛トをして貰ったフイリップさん。ゆっくり歩きでお疲れさま。覚えたての「行きましょう」など日本語を話し親しみのあるガイドでした。 |
ガバルニー宿泊先BBalneoAladin(バルネオアラデイン)9時過ぎ出発。 世界遺産ガルバニー大圏谷往復ハイキング。 ハイキング道で気味の悪い大きな黒い生き物がいた。黒蛭と聞く。 こんな蛭に刺されたらーー終わり。人間にも吸い付くのでしょうか。 資料を見ると大圏谷は、「岩の円型劇場」とある。 高さ1000m以上の岩壁が頂稜までそびえる。そこからから落ちる数々の大滝。背景には3000m級の山が天高く聳えている。 地球の行きどまりに来たような大迫力に圧倒されました。 |
大圏谷へ手前は、急陵のガケのようなところを巻いて下降する。 帰り道から見ると絶壁でとてもトレイルがあるとは思えない。 実際に歩いてみると危険は全然感じないのが不思議なほどーー。 この壁から水が滴るところに食虫植物のスミレが咲いていた。葉は大きくてねばねばし花はとても美しい。ガイドが指した先には、捕えられた小昆虫が見えた。 |
●ガバルニー大圏谷詳細図 | |
●スペイン・オルデサ渓谷の上部から撮影したピレネー越えの画像です。 | |
地図画像の赤丸付近から撮影したものが下の画像です。 赤点線を見ると真ん中の谷辺りがトレイルのように見えます。 左上の切れたところろが、プレッシュ・ド・ローラン峠です。 |
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● ガバルニーはフランスの南に位置する。スペインとの国境に接する小さな山村。 | |
●雪溶け水か流れる川の上流に向かって歩く | |
ピレネーガイ゛トブックの表紙に出てくるような光景です。 暑くもなく寒くもなく快晴の天気に恵まれラッキーでした。 |
●大圏谷(カール)を正面に見ながら歩く。これがピレネーだ |
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●下の標識から左の道に入ると間もなく山道となる。 | |
上右、奇妙な生き物は黒蛭。 左、ガバルニーの街並みが見えた。 |
●広場で休憩 | |
●分岐 | |
展望が開けたところで休憩。左上に小屋が見えた。前を歩いていた登山者はそちらの方向に歩いていく。 カルバニー大圏谷は、手前右のところから森の中に入り下降していく。 |
●分岐から少し先に山小屋らしい建物あり。閉鎖中のようだ | |
●急陵の壁を巻いていく。 | |
ガケの上から流れいる場所で食虫のスミレを初めて見た。 葉っぱがネバネバしていて、この葉についた虫を捕えるとのこと。 絶えず水か流れいる場所にこの花は咲くとガイド教えてくれました。 |
●食虫植物のスミレ葉っぱに小さな虫が捕えられていた。 | |
●ガバルニー大圏谷が見えてきました。 | |
3000m クラスの白い山は万年雪なのでしょうか。下の方に滝が落ちているのが見えるここがガバルニー大圏谷です。 |
● ガバルニー大圏谷入口にあるホテル。今日は閉まっていた。 | |
ホテル前で造昼食。朝、宿泊先のホテルでもらったボリュムタップリのサウンドウイッチを食べる。 それにしても殆どの人が量が大きすぎて半分程度しか食べられない。 例外もいる。 ヤセ型のOさん(女性)出るもの出るもの全部平らげるので驚くばかり。ヤセの大食いだ。 だって背丈は165cm位と長身。体重は50キロ切れると本人はいっていた。 なんでだろう。なんでだろう。 全部エネルギーとなって消耗しちゃうのかなぁ。 それにしもお日様は、朝からカンカン照りで紫外線が強烈である。 日焼け止めをしていないと剥き出しの手足は炎症を起こしそう。 空気が乾燥しているので思ったほど汗は搔かないが日射というより熱射だ。 日陰に入ると結構涼しのだが、ここは青天井でどうにもならん。 我々の仲間は、全員武装していたが近くにいる外人のスタイルを見ると半ズボンに袖のないTシャツである 日焼けした赤い顔に脂肪の付いた腹の出っ張った人が多い。寒くても暑くても余り変わらない格好してハイキングしているのが一般的である。 食文化の違いはあまりにも大きいようだ。 熱さ寒さに強いエネルギシュなガイジンサンには脱帽である。 |
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左、ホテルテラス前から撮った写真。あまり大きすぎて全景は撮れません。 |
●全景が見えるビュポイントは、 | |
ホテルへ来る手前の小高い丘に来て全景に近い写真が撮れた。 15mm広角レンズで撮ったが、残念ながら今一と云わざるをえません。(10mm程度のレンズなら撮れるかも) |
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●ホテル前から歩いて花の草原滞を歩いて氷河前に来る。。 | |
一般向きは、この辺まで。この一帯は、お花が沢山咲きかなり広い全体の眺めも良いので多くの人が弁当食べていた。 この先は、残雪(雪崩の跡)を渡られねばいけません。(希望者のみ参加する) ガイドが慎重に道を選び渡る。 |
●氷河を渡り大圏谷近くへ行くに来る。 | |
大岩壁は、氷河の浸食によってできたもので壁の高さは約1500m あるとカイドが話していた.。 碗状の形をしているが、あまりにも大き過ぎて現場からは全容は撮れません。 |
●大圏谷は岩の大円形劇場 | |
落差が422mある、ヨーロッパ最大の滝。 滝近くに来ると水しぶきが飛んでくるのでカッパがないと近寄れません。。 |
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壁の至るところから流れ落ちてい滝は幾つあるのだろか。 岩の円形劇場から、大スペクタルの音響が聞こえて来る。 人間はノミのようなちいぽっけな存在だ。 |
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● 帰路は、反対側の谷ルートを歩く。ホテルが下に見える。 | |
● 帰路のルートは、美しい草原とマーモツトの住む穴も多く見られた。 花や鳥の姿も見られ大自然の中を歩くトレイルはとても楽しいところでした。 |
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●斜面一面にお花畑 | |
●ガバルニーから大圏谷ホテルまで馬でもいける。多分帰路歩いた大自然コースではないか。 | |
15時前、ガバルニーにあるホテルニ戻ってきました。 その後、専用車でコトゥルのホテルへ移動。 |
●ガバルニー大圏谷への道に咲いていた花 | |
目次 | ★カバルニー大圏谷 | ②ピニューマール峰、ピック・デュ・ミデイドッソオ | ③オルデサ渓谷、バルセロナ |